情報まとめ(メイン)

時期不明


>一般的に、必死に同性愛者であることを隠している上に、常に自分を否定的に見ていることから、人間関係を作ることがどんどん困難になっていきます。どんな些細なことに対しても、常に「自分が悪い」として自分を責め、心理的に非常にもろい状態におちいります。さらに、こうした状態が進むと家に「引きこもり」の状態になったり、神経症になったりする同性愛者も少なくありません。


>中学校に入ってから、小学校時代から「おかま」と言われ続けて来ていたのと、番長のような子からいじめに会い入学5日目まで登校した後、不登校になってしまい、それと前後するように、家庭内暴力、自殺願望、女装が始まり、どこかおかしくなってしまったのではないかと思い、子供を連れ、心療内科などあちこちの病院を巡り歩きましたが、ある心療内科では、「うつ病」と言い、性同一性障害の知識などない医師は、延々と、何種類もの抗うつ剤を処方しました。
>その後2年間も続く不登校と引きこもり、中2の夏、思春期外来を受診した時、「性同一性障害ではないか?」との医師の判断から、関西医大ジェンダー外来の受診となったのです。


>私の様に精神疾患を患って大変な治療と向き合っているセクマイもいれば、孤独な気持ちを募らせながら引きこもりになっている人もいるのです。私と同じ様に。
>尚且つ、引きこもりの集まりに出向いても、なかなか理解してもらえず、余計に辛い思いをする方がいる事も知っています。私の知っている方にもそのような方がいます。

2010年

11月17日


明智カイトさんは、ゲイ男性であることを公言されています。

>やがて高校に入学すると、明智さんは一切無気力になってしまった。イジメがあったわけではないのだが、過去のトラウマのせいか、喘息の発作が出て、不眠に悩まされるようになり、学校に行くことができなくなった。精神科にも通ったそうだが、結局原因は分からなかったという。「高校を中退したいと親に相談しましたが、親は猛反対でした。その年は結局留年して、翌年からまた一年生として通い始めましたが、7月くらいからまた不登校になって、ひきこもりになって、中退してしまいました。親とは大喧嘩していました」。
>本来、シェルターの役割を担うはずの家庭も健全に機能していなかったのか、明智さんはひきこもりを続けていたが、親から「お前は頭がおかしくなった。宗教に入信して直してもらおうか」とか言われだすようになると、危険を感じて家出を決意した。

2012年

2月13日


54分46秒から。視聴者からの「セクシュアル・マイノリティーのひきこもりのデータはありますか」という質問に対して、井出草平さんが「わかりません。データがさっぱりありません。」と回答。荻上チキさんが解説。

※元々はニコニコ生放送で配信されたものです。

2013年

1月16日


5分45秒から、石川良子さんが、性的マイノリティから考える引きこもりや社会について、言及しています。

『ひきこもりと、その性的マイノリティの問題って、別々の問題であるようでありながら、私、あの、同じ問題だっていう風に思っている、そういう見方もできると思ってて。「”一人前の男”こそが”人間”である」・・・で、「”一人前の男”とは何か?」。あの、「女が好きで、金が稼げて」っていう、そういうような、あの、私たちが「”一人前の男”」っていって、当たり前のように残念ながら思い浮かべられてしまうそういう存在こそが、この世の中でもう、「一番上なんですよ」、っていう、そこ。…のところで考えていくと、やっぱり「引きこもってる事の何が問題か」、は、「稼いでないから」。で、それが男性となればなおさらだし、性的マイノリティなんかで言ったらいわずもがななところなわけで。「一人前の存在とは何か」とか「人間て」みたいな、そういうようなところで考えていくと、いろんな問題がつながってくる、っていうような事も、ちょっとどうしても付け加えたかったです。』

9月6日


>……まず前提として言わなければならないのは、私たちは異性愛を“自然”とみなすような社会に生きている、ということです。このような社会では、同性愛者などのセクシュアルマイノリティは差別・抑圧の対象になります。……

2014年

12月11日


12月12日


2015年

1月20日


4月20日


>2013年のひきこもりと性的マイノリティの関係を調べる調査について、立正大学社会福祉学科講師の関水徹平さんに再度分析していただきました。調査の問題点も明らかになったものの、性的マイノリティとひきこもりの問題の一端がより詳しく明らかになったと言えます。

2016年

2月14日


>「トランスジェンダー(体と心の性が一致しない人)生徒交流会」世話人で、京都府立高校教諭の土肥いつきさん(53)が13日、高松市内で講演し、「トランスジェンダーの子はひきこもりが多く、『生きてたらあかん』と思っているケースもある」と深刻な心の悩みを訴えた。

※有料記事ですが、スマートフォンからアクセスすると全文読めるようです。

5月27日


※最後まで読むには購読が必要です。無料でのお試し購読があります。

9月8日


>こうして「家事手伝い」や「主婦」という蓑に隠された引きこもる女性の存在もデータに反映されなかった。そのため、男女比は、「男性」63.3%、「女性」36.7%と、前回とほぼ同様の割合で男性が占め、性別で「セクシュアルマイノリティ」などを想定した男女以外の項目も設けられていなかった。

2017年

1月8日


>【LGBT、セクシュアル・マイノリティー、性的少数者等のかたへ】 自身の性のありよう、セクシュアリティーが社会では非典型的とされるために、アンフェアな扱いをしばしば受けること、性差別や偏見を受けること等が関係して、自室や自宅にとどまるひきこもる状態を経験したことがありますか。

>44% ある
>56% ない
>309票・最終結果

2月15日


ビッグイシューvol.305、Xジェンダーで、引きこもったかたの記事が掲載されてます。

3月


「7.Web アンケート結果について」、「3)アンケート回答者の性別」において、「どちらでもない」が18%。

>さまざまなひきこもり情報社会資源が増えていくことがどこにも所属できない当事者経験者をさらに追い詰め社会的に孤立させてしまうことは LGBT などの人たちに特に強くのしかかっている。個別的な配慮はもちろんのこと、選択肢としての自宅という居場所をどのように位置づけていくか、また非構造的な緩やかな関係性をどのようにつくり出していくかなど課題は残る。

9月12日


>セクシュアル・マイノリティであるということとひきこもる経験との関係は一筋縄では捉えきれない面もありますが、いずれにしても、ひきこもり支援の現場にいる方が、相談者がセクシュアル・マイノリティの当事者である可能性について想定していないこと、そして支援者がセクシュアル・マイノリティについて無理解であったり偏見をもっていたりすることは、大きな問題です。自分自身を肯定できていない状況で思い切って支援を受けに行った当事者が、支援の場でセクシュアル・マイノリティへの差別的な言動にさらされれば、相談者はさらに絶望を深めることになってしまいます。
>支援者には、ひきこもる経験をした人たちが、セクシュアル・マイノリティや、様々なマイノリティ性を背負った当事者である可能性を念頭においてほしいと思います。様々なマイノリティの置かれた立場や、そうした立場にある人たちの経験について、知識や理解が求められていると思います。

9月22日


>取材のきっかけは昨年8月、同じ埼玉面に掲載した「引きこもり」の企画で、女性として生まれたが心の性は男性という40代の人と出会ったことだった。詳しく話を聞くことはできなかったが、LGBTの取材経験がなかった私は興味をひかれた。

9月23日


10月5日


アセクシュアル。無性愛者。

><引きこもる生活>
>社会人になり、男性に体を触られる被害を受けたことがありました。恋愛感情がなく、性的なことを考えたことがない自分が性の対象と見られた、それを思うと苦しくなり、カッターを手にして左の手首を傷つけました。食べては吐く摂食障害になり、自宅に引きこもり、苦しさを詩や文にする日々を過ごしました。

2018年

3月


ひきこもりUX会議。ひきこもり女子会。

>生きづらさの理由として、性的指向、性自認を挙げている人は10%。

5月1日


>性同一性障害などから心身に不調をきたした人の社会復帰を後押しする就労支援施設が、名古屋市守山区にオープンした。性的少数者(LGBT)の中には周囲の理解が得られず、うつ病や引きこもりになる人がいる。二〇一五年八月からこうしたLGBTを対象にしたグループホームを運営してきた同市の一般社団法人「虹望会(こうぼうかい)」は「住の次は職の支援が必要」と意気込む。

>入居者の中には、長い間引きこもっていたり、昼夜逆転の生活を送っていたりする人もいる。日中に活動する場を提供しようと、就労支援施設の開所に踏み切った。

5月8日


>■ 引きこもり 不登校 無職 ニートもいるよ
>自身が引きこもりをしていた経験から、引きこもりの問題に取り組んでいるおがたけさん。手書きのプラカードを持って、埼玉県東松山市から参加した
>東京レインボープライドには数年前から参加しているが、ここで知り合った引きこもりの当事者が自ら命を絶ってしまったというつらい経験を持つ。
>社会がLGBTQの存在を想定していないことで、ひきこもっているLGBTQがより厳しい立場になっている、とおがたけさんは話す。
>「引きこもりの支援相談員も、セクシュアル・マイノリティを想定していないので良いアドバイスが出来ません。"引きこもりの中にもLGBTQがいる"ということを、社会やキラキラ系の(充実したライフを送っている)LGBTQの人たちに訴えたいと思って参加しました」

5月10日


>2018年5月5日と6日に、渋谷区の代々木公園で「東京レインボープライド」が開催された。日本最大の「LGBT」の祭典で、二日間でのべ14万人が参加した。私自身は「LGBT」の分類でいうなら主に「G(ゲイ)」に入るセクシャリティで、これまでにもイベントに参加したことがある。近年は一般的にも「LGBT」の言葉が知られるようになり、セクシャルマイノリティに対する受容は進んできているように思う。けれど性的なことから生じる「生きづらさ」は簡単になくなるものではなく、それは私の「ひきこもり」の経験ともつながっている。
>また、その「生きづらさ」は「#MeToo」の運動に関する政治家の暴言や、「女性問題」(という名前で言われる異性愛男性の問題)のあつかわれ方など、日本のジェンダーの問題とも通じているように思う。私は今回文芸的なエッセイを書いたけれど、「ひきこもり」で「ゲイ」のための限定的な記事、というよりも、広く生と性にかかわる課題を含んだものとしてお読みいただけたらと思う。

6月18日


>私はいわゆる「ゲイ」で……と自己紹介をする、ただそれだけの言葉にたどりつくために、私は三十年以上の年月がかかっている。いまどきなら目立つほどの告白でもない、特にネット上であればいくらでも見つけられる「ゲイ」や「ひきこもり」という言葉を、自分の属性として引いてくることは、今でもなお臆病な警戒とためらいとを含ませる。カミングアウトの実行や、「ひきこもり」の当事者の語りが推奨されることがあるけれど、上手く言葉にして伝えるためには、マジョリティ――ここでは主に社会人の異性愛男性――にはない労力がいる。
>今回は「ひきこもり」で「セクシャルマイノリティ」の当事者手記、というよりも、「マジョリティ男性」でない立場の人間が、沈黙と言葉について悩んだ記録になっている。細かく抽象的なことを取り上げているけれど、いっときお読みいただけたらと思う。

8月1日


※最後まで読むには購読が必要です。無料でのお試し購読があります。

>いま学校で大人たちが言っている“ふつう”という概念や、世間でよしとされている“理想”って、疑っていいんだよ、みたいなことを伝えたいんです。
>LGBT(性的マイノリティの総称)を一つのテーマにしていますが、別にLGBTの子どもだけに届けたいわけではない 。たまたま私はトランスジェンダー(自分が認識している性別と、出生時の身体の状態をもとに割り当てられた性別が異なる人々の総称) で、LGBTというテーマが自分にとっては身近なので、それを切り口にしているんです。

8月14日


>次いで、いわゆるLGBT、セクシャルマイノリティの方々に。

>この領域に関する理解度については、集まりごと、運営者ごとで極端な隔たりがあるといっていい。あるグループでは、理解・想定というよりも、ほとんどふつうの事柄となっており、セクマイの方が訪れたり、そうした話題になっても、ほぼ誰も気に留めないが、みな慣れているので「考慮のない言動」などはほぼ起こらないようになっている。例えば、私自身が観察したことだが、この種のグループでは男装・女装をした人が現れても、一瞬だけ注目するが、すぐそのような人なのだろう、ということで、普通モードに戻り、いわゆる「視線」やら、ちょっとした焦り・気づまりなども発生しない。(こうしたグループでは、運営役の人自体がセクマイだったり、メンバーのLGBT率がなぜか非常に高かったりする)

>かと思えば、ほぼ完全に「ホモソーシャル」な、いわゆる男性社会に特有のノリと前提で動いているような所もある。こうした場では、考慮・想定という以前に、セクマイ系の人自体が意識されていない、あるいは頭では考えているかもしれないが、実質的には「存在しない」ことになっているように見える。

>私はと言えば、セクシャルマイノリティのひきこもりを想定しないのはけしからぬ、と言うつもりはなく、個々の運営者のバックグラウンドや、場所のカルチャーによるものと、とりあえずは捉えている。ただ、一人でも多くの人が、気楽に居られる方がよいのは確かだと思うが。

8月15日


>二重の生きづらさを抱えて 「ひきこもり」で「ゲイ」の私から
>喜久井ヤシン

団体、自助会、グループ

東京都


>『カラフル@はーと』はLGBT当事者で精神疾患、発達障害、依存症(アルコール・薬物・性行動、他)などの問題を抱える方のための、自助グループです。現在、主に中野区、新宿区、杉並区で当事者同士の交流会「カラフルミーティング」を実施しています。
>また、相談機関や他のLGBT団体、医療機関等と連携し、行政や医療への理解を求めるための働きかけなどを行っています。


>にじのこころでは、セクシュアルマイノリティや精神疾患(うつ病や双極性障害、統合失調症や社交不安障害など)をはじめ、発達障害や依存症当事者、HIV陽性者など様々な生きづらさを感じている方が自分の事を話せる場所作りを少しずつ広げています。

新潟県



>Dice/ダイスは、ひきこもりをはじめ、不登校、虐待、うつ病、性的指向や性自認が非定型であることや、経済的な理由などで、生きづらさを抱えながら、自力で気軽に自然のど真ん中へ来ることができない人たちに、自然の中で自分自身を取り戻して欲しいという願いから活動を始めました。

編集メモ


  • 最終更新:2019-09-30 13:13:10

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード